スーパーリソースの特性に関する研究 

研究の趣旨をご理解いただき、研究にご協力いただけますと幸いです。IQや学習に限らない「出る杭」の新しい評価基準を開発します。

研究のテーマ

スーパーリソースに関する研究

研究の内容

 2018年から行ってきたレモネードキッズファイナンスのイベントでは10人に1人の割合で個性に尖のある子どもたちが観察されています。一方で彼/ 彼女たちはその個性が突出しているために発達障害 (ASD, ADHD, LD) と言われていることが分かりました。そこで、このような子どもたちをsuper resource (出る杭) と定義し、IQや学習では測定できない新たな評価基準を開発したいと考えています。

研究の手続き

保護者の皆様にご協力いただいて、お子様にアンケート調査をさせていただきます。

倫理的配慮とデータの取り扱い

  • 本研究の参加は自由です。本研究の参加を断ったとしても何ら不利益を受けることはありません。
  • 個人情報はイベントのプライバシーポリシー(https://event.lemokids.f5.si/privacy-policy/)に定める目的と、本研究以外に使用することはありません。また第三者に情報を公開することもありません。
  • 学会等で研究発表する際にはデータは統計的に処理され個人が特定されることはありません。
  • 個人情報データは厳重に保管し、研究・保管の必要性がなくなり次第、速やかに破棄します。

謝礼

レモネードキッズオリジナルグッズ (非売品・限定品) をお渡し致します。

お問い合わせ

大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程3年 島藤安奈
〒565-0879 大阪府吹田市山田丘1-2
anna_shimafuji[at]hus.osaka-u.ac.jp
090(8491)5088
※メールを送信する際には[at]を@に置き換えてください

publications

Preprints

Anna Shimafuji, Jorge Luis Copete, Tadahiro Kanazawa. Looking to the eyes of a salient agent in children with ASD.

2020

島藤安奈. ダイバーシティ~どのようにイノベータを育成するか~. 超異分野学会関西フォーラム2020. (口頭発表, ポスター発表)

2018

島藤安奈, 金澤忠博, 長井志江. 他者の目の機能的理解が共同注意の発達に及ぼす影響. 日本発達神経科学学会第7回学術集会.

Anna Shimafuji, Makita Kyoko, Haruna Tasaki, Tadahiro Kanazawa. Eye tracking as a measure of joint attention deficits in autistic spectrum disorder. The 1st International Symposium on Systems Intelligence Division.

2017

金澤忠博,永井祐也,前田早紀,島藤安奈, 村井良多. 重度自閉症児の3歳から13歳までの縦断的事例研究 書き言葉の獲得とPECSの訓練による自発的発話(二語文)の獲得. 第81回日本心理学会.

蒔田恭子, 島藤安奈, 田崎榛菜, 村井良多,金澤忠博. 自閉スペクトラム症児のパペットと大人に対する注視の比較. 第81回日本心理学会.

島藤安奈, 永井祐也, 前田早紀, 金澤忠博. 自閉スペクトラム症児は絵本をどのように見るのか―アイトラッカーを用いた実験的絵本共有場面での検討―. 第43回日本コミュニケーション障害学会学術講演会.

島藤安奈, 永井祐也, 前田早紀, 日野林俊彦, 金澤忠博. 実験的絵本共有場面の自閉スペクトラム症児の視線行動(2)―定型発達児との比較から― 第28回日本発達心理学会大会.

受賞等

2020.7 KANSAI STUDENTS PITCH Grand Prix 2020 最優秀賞

2020.1 HANDAI PITCH 2020 Award

2019.1 Innovators’ Club Award

2018.11 ビジネスコンテストWINK2018優勝

2018.4 日本学術振興会特別研究員DC1(JSPS Research Fellow)

特記事項

2019.4-2020.3 東京大学IRCN客員研究員(認知発達ロボティクス)

2018.11-2019.3 情報通信研究機構研修員(認知発達ロボティクス)

2017.5-2018.3 大阪大学大学院連合小児発達学研究科 特任研究員(4,5歳児発達相談)