6/14放送 MBSラジオ『日本一明るい経済電波新聞』
池田泉州銀行がスポンサーのMBSラジオ番組『日本一明るい経済電波新聞』内コーナー「ヤングパワー〜若者の挑戦〜」に電話出演させていただきます。
研究の内容やレモネードキッズについてお話ししています。
初めてのラジオ出演で非常に緊張しましたが、竹原編集長と高井アナウンサーの進行でとても楽しい経験となりました!
しかし、研究をわかりやすく話すにはまだまだ修行が足りない・・・反省。
ありがとうございました!
池田泉州銀行がスポンサーのMBSラジオ番組『日本一明るい経済電波新聞』内コーナー「ヤングパワー〜若者の挑戦〜」に電話出演させていただきます。
研究の内容やレモネードキッズについてお話ししています。
初めてのラジオ出演で非常に緊張しましたが、竹原編集長と高井アナウンサーの進行でとても楽しい経験となりました!
しかし、研究をわかりやすく話すにはまだまだ修行が足りない・・・反省。
ありがとうございました!
皆さんはギフテッドと聞いてどんなことをイメージしますか?
個性の尖りのある人でしょうか?天才児でしょうか?
実はギフテッドという言葉は、もともとアメリカのエリート教育の必要性が謳われた時代に「優秀な人材(エリート)」というような意味合いで使われてきた背景があります。ロシアに負けじ劣らぬ国力UPのために優秀な人材(エリート)の教育が必要だったのです。
このような時代の背景もあり、ギフテッドはIQ(知能指数)の高い人たちを指す言葉であって、個性豊かな子どもや天才児に限った言葉ではないというのが実情です。ですから、メンサといったIQの高い集団の試験に合格したから、個性的かというと一概にそうでもなく、成績が優秀だから天才であるとも限らないのです。
さて我が国では新しい時代に必要な個性的かつイノベーティブな子どもたちを発掘するという意味で、ギフテッド教育は注目されつつあるように思います。
しかし、ギフテッド教育や、そもそもギフテッドという言葉の定義は、新しい時代に必要な子どもたちを育てるという意味では課題があります。なぜならこのようなエリート教育を背景とした言葉では、これからの新しい時代に必要な個性的かつイノベーティブな人たちをきちんと表現できる言葉ではないからです。言葉の定義上、イノベーティブな人たちを十分に定義できないということは、そういう人たちを教育したり、養成したりは十分にできないということです。
そういった課題を解決するためにレモネードキッズ®︎ではまず研究のフィールドにおいて、個性的かつイノベーティブな子どもたちを、ギフテッドよりも狭義の『スーパーリソース』という言葉で表現し、さらにこれらの子どもたちを評価する基準(アセスメント)を開発しています。
同時にこれらの研究知見をビジネス教育の現場にも還元し、イノベーティブな人たちに必要な、数学的思考、創造性、問題解決能力を学ぶプログラムとして開発しています。
なぜビジネス教育なのかというと、ビジネス教育は「生きる」に直結した最も根本的な教育であり、日本では最も足りていない教育だからです。
最後に、レモネードキッズ®︎は「詰め込み教育」や「学校の成績」という枠にはおさまらない個性豊かな子どもに新たなスポットライトを当てる活動でもあります。
レモネードキッズ®︎を足場として、子どもたちがどんどん羽ばたいていけますように。
【慶應義塾大学ビジネススクール 8/28イベント終了報告】
小林聖心女子学院時代の先輩が慶應義塾大学ビジネススクールで学ばれているご縁で、慶應サマースクール2019にてレモネードキッズ®︎を行わせていただくことができました。
慶應サマースクールとは?
日本テクノロジーベンチャーパートナーズ代表VCの村口和孝先生
(DeNA南場智子会長の初期投資家)が開講している
『起業体験』という授業の一環として子ども向けサマースクールを開催しています。
1番はじめに子どもたちに「ここは学校ではありません。椅子に座る必要もありません。机に寝転んでもいいし、お菓子を食べてもいいです。」というと子どもたちは嬉しそうに机に座っていました。
なぜこんなことを言うのでしょう?
発達心理学的観点でいうと、固い椅子に長時間座ることは子どもの集中力や創造力をそぎ落とします。
学校で座れないことを問題にする日本の教育はナンセンスだと感じます。
大人でも、会議室から素晴らしいアイディアってなかなか生まれないです。
考える力や創造力を大切にする北欧などの授業ではクッションに寝転びながら勉強をしていたりします。
さらに、ホワイトボードは個性豊かな子どもたちのアイディアを深めるのに素晴らしいアイテムです。
黒板や紙だと、ときに図と地が反転して目がチカチカしてしまう子どもがいます。
このような知見から、レモネードキッズ®︎ではあえてホワイトボードを使っています。
今回のレモネードキッズ®︎では高級なレモネードか、 とにかく安いレモネードのどちらを販売するか、市場調査の結果から決めてもらいました。
相手チームと販売したいレモネードが被ってしまった場合は子どもたちにどうやって決めるのかも考えてもらいました。
議会のように話し合いによって決めたり、ジャンケンで潔く決めたり・・
レモネードキッズ®︎では何かを判断する際にも子どもたちに聞きます。
ルールを変える必要があるときも子どもたちに聞いて同意を得ます。
比較行動学的知見から、チンパンジーの親の育児方法は参考になります。
チンパンジーは子に何かを「教える」ことはしません。子が自分の力で大人の行動を真似て学習するまでじっと見守ります。
ヒトはどうでしょう。逐一、親が口出しをして誘導してしまいます。
レモネードキッズ®︎ではチンパンジーの親になったつもりで子どもに接しています。
子どもには考える力があります。子どもを考えさせなくしているのは実は大人の方なのです。
今回の新たな発見としては、初めて試作品を作って銀行に交渉に行くチームがいたり、相手チームの売り上げを銀行から聞き出し相手チームより勝つための売り上げ目標を考えるチームがいたり・・・・
毎度のことながら、こちらが子どもからたくさん学ばせていただいております。子どもの創造力って本当にすんごいです。
ギフテッド教育も日本でその必要性がやっとうたわれるようになりました。子どもの個性を才能に育てるのもダメにするのも大人の責任のように思います。
村口和孝先生、本当に貴重な機会をありがとうございました!
【レモネードキッズ®︎ 第4回イベント終了報告】
第4回目は城東区子ども会で行わせていただきました。今回は代表の鈴木様がナレッジキャピタルワークショップフェスにご参加いただいていたご縁で実現しました!
大阪市城東区東中浜一町会 子ども会では、将来子どもたちが楽しく幸せな人生を送れるように、様々な体験活動を通して、学校や家庭だけでは得られない社会の知恵を育んでいます。
今回はオレンジジュースとカルピスの2つを用意し、どちらをどのくらい仕入れて販売するかを子どもたちが考えました。
また、子ども会の場所が1階と2階(和室)に分かれていたため、1階と2階のどちらで売るのかという立地条件も売り上げに影響していて、非常に面白かったです。
鈴木様、ありがとうございました!
【レモネードキッズ®︎ 第3回イベント終了報告】
今回は初めてナレッジキャピタルワークショップフェス2019SPRINGにてイベントを開催させていただきました。
https://kc-i.jp/activity/workshop-fes/2019/spring/contents.php?id=31
なんとチケットが30分で売り切れたと嬉しい報告もありました!
75分の短縮版でしたが、PRタイムなどを用いて子どもたちが独自に『どんなレモネードであれば売れるのか?』を考え、消費者側の親御さんにうまく伝えていました。
こちらはレモネードキッズ®︎のスタッフが打ち合わせしている様子です。毎回しっかりと準備をして挑んでおります。
ナレッジキャピタル ワークショップフェス様、ありがとうございました!
【レモネードキッズ®︎ 第2回イベント終了報告】
レモネードキッズ®︎の第2回目のイベントは2018年12月15日にスポーツフィールド大阪オフィスで行われました。
(株)スポーツフィールドは”スポーツが持つ可能性を様々なフィールドで発揮する”という理念のもと、主に体育会学生の就活支援および企業の採用支援サービス『スポナビ』を展開しております。
今回は大阪大学産学共創本部Innovators’ Clubの邨次敦史先生も参加してくださいました!
ボードゲームなども導入し、グレードアップしたコンテンツをお届けしました。
学生やOB/OGからの保護者向け講演は以下の通りです。
代表 島藤安奈 『レモネードキッズとは』
工学研究科修士2年 田中悠貴 『なぜ僕がGoogleに入れたのか』
経済学部4年 家城匡志 『なぜ挑戦する必要があるのか、どうやって挑戦するのか〜挑戦のWhyとHow〜』
大阪大学の学生2人による講演は非常に好評でした。
スポーツフィールド様、本当にありがとうございました。
【レモネードキッズ®︎ 第1回イベント終了報告】
はじめまして。
大阪大学大学院博士後期課程在籍の島藤安奈です。私は学部の頃より一貫してニューロ・ダイバシティ(発達障害)研究を行っています。これからの世界を牽引するイノベーターを育てるため、2018年6月より大阪大学Innovators’ Clubの協力のもとレモネードキッズ®︎の活動に取り組んでいます。
レモネードキッズ®︎では、小学生の子どもがレモネード屋さんの経営者となって事業計画書の作成、銀行融資交渉、仕入れ、販売、返済、利益計算までの一連のお金の流れを学んでいます。さらに独自のノウハウを加味し、単なる職業訓練ではなく起業家マインドに必要なエッセンスや道徳教育も盛り込んでいます。
レモネードキッズ®︎大阪大学の記念すべき第1回目のイベントは2018年6月9日に大阪大学吹田キャンパス産学共創本部C棟で行われました。
大阪大学産学共創本部Innovators’ Clubの松行輝昌先生と工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻長の上西啓介先生も参加してくださり、大いに盛り上がりました!
子どもたちがグループで協力して銀行融資交渉を成功させたときの1枚!
この笑顔!!!
またイベントの前後で子どもたちにアンケート調査を行ったところ、イベント前には親からのおこづかいをためて稼ぐという考えが多かったのですが、イベント後には何か商品を売って稼ぐといった意識の変化が現れました。
阪大生とOB/OGからの保護者向け講演は以下の通りです。
代表 島藤安奈 『レモネードキッズとは』
高橋知紗子 『Instagramでビジネスを始める方法』
田口里奈 『今から始めるプログラミング教育』
本当にありがとうございました。